「キサラギ」
シネクイントで「キサラギ」を観て来ました。
私の昨年のおすすめ映画のひとつ「シムソンズ」の
佐藤祐市監督の最新作です。
カーリングが題材の「シムソンズ」はとてもいい映画だったのですが、
オリンピックでカーリングが話題になる前の上映だったため、
上映館が非常に少なく(朝渋谷で観るか、夜歌舞伎町で観るか)
私の周りに「『シムソンズ』を観た」という人はいません(T_T)
今回の「キサラギ」も
「売れないアイドルの一周忌に開かれたファンサイトのオフ会」
という設定のため、「オタクの話か~」と引いてしまって
「じゃあ観に行かない」という人も多いかもしれません。
そういう先入観を持たずに是非是非観てください!!
面白いですから!
ちなみに現在「ぴあ」満足度1位
yahoo!映画レビュー1位
このブログの右にある「映画生活」満足度ランキングも2位です。
出演者はほぼ5人だけ。
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、香川照之、塚地武雅、小出恵介。
その5人が一つの部屋で交わす約1時間半の会話だけで
ストーリーが展開していきます。
いわゆる低予算、短期間制作、
脚本、役者で勝負のワンシチュエーションもの。
そもそもワンシチュエーションものが好きなんですよね、私。
シドニー・ルメット監督、ピーター・フォンダ出演の
「12人の怒れる男」もわざわざ名画座に観に行っているし、
三谷幸喜脚本、中原俊監督の「12人の優しい日本人(1991年)」も
ロードショーでちゃんと観たのです。
「キサラギ」は少しサスペンスです。
でも大笑いできます。
そして、結末には感動して泣いてしまいます。
ということで
「ハートフル・ワンシチュエーション・サスペンス」というのだそうです。
この映画に泣かされるとは・・・と自分でもビックリなのですが、
周りの観客もほぼ泣いている様子。
「うんうん良かったよね」という終わり方です。
いろんな伏線を確認するために、もう一度観に行こうと思います。
同じ出演者で舞台化して欲しいけれど、
皆さん忙しそうだから無理でしょうねぇ・・・。
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