「アクロス・ザ・ユニバース」
鑑賞直後に首を捻挫して記事を書けなかった映画について。
11月下旬に下高井戸シネマで
「アクロス・ザ・ユニバース」を観ました。
タイトルでわかる人もいると思いますが
ビートルスの曲を使ったミュージカル映画です。
監督は「フリーダ」のジュリー・テイモア。
「フリーダ」も観ましたが、かなりアクの強い作品。
好き嫌いは別にして「とにかくすごい」というのが感想でした。
ビートルズの曲が33曲も使われているので
(上映中ついつい数えてしまいます)
ビートルズファンの方は当然観ることでしょう。
でもそれだけで観ると
ジュリー・テイモアの特異な世界に驚くかもしれません。
私はそれほどビートルズマニアではありませんし、
「フリーダ」がそんなに好きだったわけでもありませんが
ちょうどこの直前に劇団四季の「ライオンキング」を観劇し、
(今年10周年だそうですが初観劇です。
海外ではよくミュージカルを観るのですが、
日本のミュージカルにはあまり興味がなく、
機会があり、ようやく・・・)
あの特殊衣装(装置?)の担当がジュリー・テイモアということを知り、
あまりの天才ぶりに映画も鑑賞しよう、となったわけです。
ストーリーはやや暗め、難解な感じですが、
映像表現は相変わらず個性的ですばらしく
また誰もが聞いたことのある有名な曲を
全曲出演者がちゃんと歌っていて(これがまた上手い)
イメージを崩さずに成立しているのはすごいですよね。
あとU2のボーノなど大物のカメオ出演も楽しい。
とにもかくにも
「やっぱりジュリー・テイモアは天才である」
ということをつくづく感じる作品なのでした。
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